[画像のクリックで拡大表示]
この連載は、報道目的の実験を行い、その結果を掲載するものです。内容には十分注意をしていますが、記事内容を試すことは自己責任で行ってください。

 ここは、関連企業「BP?#24237;氓去鐒`クス」が誇る本社の超高層タワービル…の地下3階、機械室の隣にある第二R&Dセンターである。片岡さんが自宅で使い始めたスマートスピーカーの話で盛り上がっている。

矢田:Amazon Echo Plusか~。

神崎:スマートホームハブ内蔵だから家電も制御できますね。

片岡:ああ。今はZigBee対応の照明だけだが、リモコンと連携させて家電も制御する予定だ。

矢田:家の中も?#24237;氓趣摔膜勝盲?#20415;利になるわけね。でも、セキュリティが心配だわ。

 3人で雑談をしていたら、いつものように吉田さんがやってきた。

吉田:はーい、みなさん。ん、スマートホームがどうしたの?

神崎:片岡さんがスマートスピーカーを買って、家の中をスマートにするって話をしてたんです。

吉田:ちょうどよかった。今回のセンター長からの依頼は「920MHz帯の無線を使うWi-SUNの通信を解析せよ!」よ。

神崎:Wi-SUNとは、国内のスマートメーターで使っている通信技術ですね。最近よく耳にします。

吉田:その通り。Wi-SUNは日本発の規格で、家庭で使うエ?#24237;毳`管理システムであ?#38555;EMSで使える通信技術として注目されているわ。スマートホームの要ともいえる技術ね。

矢田:Wi-SUNを使った通信には、スマートメーターとHEMSゲートウエイ(GW)間をつなぐ通信?#21462;WとHEMS対応機器間をつなぐ通信の2種類があるのね(図1)。

図1●スマートメーターやHEMS対応機器との通信に使うWi-SUN
Wi-SUNを使った通信には、スマートメーターをつなぐ「Bルー?#21462;工取EMS対応機器や住宅設備と接続する「HAN」の2種類がある。
[画像のクリックで拡大表示]

吉田:そう、前者がBルー?#21462;?#24460;者がHANと呼ばれていて、その両方の通信にWi-SUNが使われているの。

▼ZigBee
無線PANの一種。?#24237;氓去鐒`クインタフェース層(データリンク層?#20219;?#29702;層)にIEEE 802.15.4を採用している。IEEEの規格には920MHz帯と2.4GHz帯があるが、国内では2.4GHz帯のみが使用できる。
▼Wi-SUN
Wireless Smart Utility Networkの略。国際無線通信規格の920MHz帯特定小電力無線を使い、スマートメーターなどの機器とHEMSゲートウエイ間をつなぐための無線通信技術として使われている。
▼スマートメーター
デジタル化した電気メーターのこ?#21462;?#36890;信機能を備え、人による検針作業が不要になるほか、定期的な消費電力の通知などが可能となる。なお、国内でのスマートメーターと電力会社間の通信(Aルート)は、電力会社が独自で採用している920MHz帯のマルチホップの無線通信などが使われる。
▼HEMS
Home Energy Management Systemの略。家庭で使う電気などのエ?#24237;毳`管理システム。スマート家電や住宅用電気設備と接続して、消費電力をモニタリングしたり、家電を制御したりする。HEMSの標準プロトコルとして、国内ではECHONET Liteが使われている。
▼HAN
Home Area Networkの略。

この先は有料会員の登録が必要です。「日経NETWORK」定期購読者もログインしてお読みいただけます。有料会員(月額プラン)は初月無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら